私は、郵便局で9年程度働いていました。
就職氷河期世代でしたので倍率数十倍の難関でしたが、私自身は就職について職人の方の「修行」と同じ感覚を持っていましたので、やっとキャリアの第一歩を踏み出せるという感覚でした。
幼少の頃より、性格的に組織でいるよりも独立をして一国一城の主の方が向いていると思っていましたので、将来はキャリアを積んで独立をするのかと漠然とした考えはありました。
郵便局の外務員試験ということで、集配課での採用かと思っていましたが、採用試験合格時の希望調書で、「集配課希望」か、「貯金課や保険課を希望」するか、「どちらでもよい」かという三択を提示されたため、私は「どちらでも良い」を選択しました。
その後、中途採用ということで12月に採用されたのですが、配属先は保険課になりました。てっきり集配課であれば、「定年までゆっくり配達をしていれば良いか」という感覚でしたが、営業関連の課に配属になったことは、公務員になれたうれしさとは裏腹に一抹の不安はありました。
郵便局に入る前には、2年弱就職浪人をしてプログラマーを目指して専門学校に通学していましたが、理由としてはインターネット普及の時代で就職率が高かったことと、できるだけ営業職は避けたかったためです。そのためもあり、当時は公務員であった郵便局の試験も受験したのですが、皮肉なことに採用されたら営業職となってしまいました。
しかし、今更また就職活動に戻ることも大変であったし、公務員ということもありキャリアを積むには良いと考えて、できるところまでしようという決断でした。
結果としては、9年ほど働いて営業としてのキャリアやノウハウを積むことができたので、現在のフリーランスとしても役に立っているので有意義ではあったと思いますが、ブラックな職場であったため独立をして自由になろうと考えて転職を決意しました。
なにも考えず郵便局を退職をしたのですが、とりあえず将来の独立のために事務系のキャリアも積みたいということで、退職後に日頃お世話になっている方の紹介で医師会のメディカルセンターの事務職として転職をしました。