猛烈にただ働くだけではなく、プライベートな時間も同じように大切にすべき、といった考え方です。
若者世代を中心にライフワークバランスを重要視する人々は増えつつあります。
ライフステージが移り変わり、仕事への価値観も変わって来たら、
今以上に私生活を大切に出来る職場へ転職してみるのも一つの決断です。
40代以降はこれまで以上に家庭での活躍が求められます。
20代から30代の時期はある意味、若手社会人として仕事中心の生活を送り、
生真面目に仕事を覚える、業界に適応するための時間ともいえます。
翻って40代以降になりますと、家族構成やライフスタイルが若い頃とは様変わりします。
結婚や子どもの誕生、もしくは両親の生活面のお世話が必要になる等、
家庭内で求められる役割が増えやすく、仕事量を上手く抑えなければいけません。
世間的にも育児や介護のためにライフワークバランスを重視する働き方は理解が進んできており、
企業側も時代の変化に合わせて、いわゆるフルタイム勤務以外の求人を多く提供し始めました。
また40代以降は心身ともに疲労感が溜まって来る時期でもあります。
無理して健康を壊してしまうよりも、あえて仕事量が少ない職場に転職を進め、自身を労わる事も重要です。
本業に加えて家事や育児、更には家族の支援等が加われば、トータルで動く時間はかなりのものです。
短時間勤務OKな職場に転職する道も
家族との時間も大切にしながら、これまで通り朝早くから夕方までフルタイム勤務で働く事が辛い、
そう感じて来たら短時間勤務が認められている職場に移ってみるのもいいでしょう。
更に通勤先を自宅周辺の地元企業に変える事で、毎日の通勤時間を短くしてみるのも良いアイデアです。
働く曜日や時間帯などを労働者サイドの希望で、細かく調整出来る求人もまたライフワークバランスを意識する上で適しています。
子育て世代を歓迎する旨が明記されている求人広告なども魅力的です。